ケツメイシ 「さくら」

さくら

さくら

個人的にラップって、あんまり好きじゃないんですよ。どちらかというと嫌いです。
一番の理由が、メロディーが無いからなんです。リズムに乗せて言葉を発するので、歌では無いわけですよ!
ただねぇ、この「さくら」いいですよ。もともとケツメイシは、ラップだけど良いメロディがあって良いかなぁと思ってはいました。ただ、この手の音楽まで手を出すつもりは無かったので、CD買うほどまではいってませんでした。
ところが、この「さくら」をはじめて聴いた時に(特にサビの部分)、これはジャンルがうんぬんとかを超えて良いんじゃないの?と思ったわけです。
発売日には買いませんでしたが、後日買ってしまいました。
この曲の一番の特徴は、曲の始めから最後までストリングスが入っているところです。僕のイメージでは、この手の曲は打ち込みの音がリズムを刻んでいるだけ(といえば言い過ぎかもしれませんが)でした。
それが、ストリングスが入っていてメロディがあるわけですよ!(しかもピアノも入ってる!!)
こういうのもあるんだと驚きました。
歌詞は春の別れを歌っていますが、その切なさというか哀愁がストリングスと上手く合っていて曲の良さを引き出していると思います。上手く季節に合った、曲ではないでしょうか。
これを期に、この手の音楽も少しずつ開拓していこうかなとおもいます。