チャットモンチー 「耳鳴り」

耳鳴り

耳鳴り

今日紹介するのは、チャットモンチーのデビューフルアルバムの「耳鳴り」です。
本当に耳鳴りするくらいこのCDは聴き込みました!
即効性のある曲はあまりありませんが、何度も聞いていくうちにじわじわと良さがわかるアルバムだと思います。
個人的には、歌詞の表現のしかただったり視点が面白いです。
「おとぎの国の君」で、「あれは月にさらわれたんじゃないだろうか?」なんて好きな人がいなくなった事を受け入れられなかったり信じたくない気持ちがよく表れてます。
「プラズマ」のデジタルな彼氏とアナログな彼女のそれぞれの、ものの見方とかが上手いところを突いてます。
曲に関しては、女の子のスリーピースバンドなので力強さはありませんけど、ギターボーカルでもギターソロがあったりリズム隊の2人もしっかりと安定感があるので、歌詞やボーカルの声にはミスマッチなくらいロックです。

このバンドは、このミスマッチというかギャップが一番の魅力だと思います。

今全国ツアー中で、先日あったツアー初日の横浜見てきましたけど、CDで聞くのと全く遜色ない出来でした。ライブの方が、ノリが良かったりと逆にライブのほうが映える曲もいくつかありましたし。

今後どうなっていくのか楽しみなバンドです。