チャットモンチー 「シャングリラ」

シャングリラ

シャングリラ

前々からライブで演奏されていた曲が3rdシングルとしてリリースとなりました。
この「シャングリラ」。リズム取るのが大変な曲で、ライブだとノリ易そうで意外とノリにくいです。
個人的に、ドラムソロからベースが入ってきて最後にギターが入ってきて歌い出しの流れが、徐々に曲を盛り上げていてとても良いと思います。
曲全体だと、力強いドラムの印象が強いです。ライブだと、もっとベースの存在感が出る曲ですけど、CDだと控えめになっています。
どこかのレビューに書いてありましたが、この歌詞最初と最後で言っている事が逆になっています。
最初は「夢の中でさえ上手く笑えない君のこと ダメな人って叱りながら愛していたい」だったのが、最後は「君を思うと今日も眠れない僕のこと ダメな人って叱りながら愛してくれ」と鳴ってるんです。
なかなか面白い歌詞だなぁと思いました。

カップリングは、「小さなキラキラ」「迷迷ひつじ」です。
今までの2枚ともカップリングにも良い曲があって、1stシングルの「恋の煙」はライブで盛り上がる「湯気」が収録されたりと、シングルと同じくらいの質の高い曲が多いのですが、今回もカップリングに良い曲があります。
まず「小さなキラキラ」。
曲は去年だったかに徳島に雪が降った時に作った曲らしいです。
歌詞は、諦めなきゃいけない恋らしい。
そうくれば、感傷的になりやすい秋にはピッタリの曲かと思います。

「迷迷ひつじ」。
メロでラップのように早口で歌うのが特徴的な曲です。
歌詞の内容は、普通に読んでいたらどうなっているのか良く分からなかったんですが、どうやら遠距離恋愛のことを詩にしたらしいです。
遠距離だからお互いの気持ちが通じ合えずにすれ違って、別れてみてようやく相手の気持ちに気付くというちょっと切ない歌詞になってます。