スピッツ 「スーベニア」

スーベニア

スーベニア

とあるサイトのレビューで気になってはいたものの今まで買う機会がなくて、
時間が経てば経つほど新品で買う気が失せて・・・な状態が続いていたんです。
最近ア、ブック○フで定価の1000円引きくらいで売っていたので、これくらいならいいか思って購入。
正直、タイトルだけ見たらどれがシングル曲か分からなかったんですけど、曲を聴くとあぁ〜でした。
全13曲の中で、シングルは「春の歌」と「正夢」の2曲でした。
最近あんまりスピッツって名前を聞かないのでどうなのかと思って聞いてみたら、
意外と言ったらスピッツに失礼ですけど良い曲かいてますよ。
もともと、春の歌はアルバム発売後にシングルカットされた曲ですけど、他にもシングルカットできそうな曲がいくつかあります。
前よりも、洗練されて成長した跡がしっかりわかります。
「ありふれた人生」「甘ったれクリーチャー」「優しくなりたいな」なんかは昔ながらのスピッツ節全開って感じです。
後は、何と言っても「ワタリ」!
今までのスピッツのイメージになかった、ロックしてる感じの曲で新鮮ですけど、どことなくスピッツなんですよ。
ここらへんは、さすがベテランと言ったところでしょう。
聞いた瞬間なぜだか沖縄って単語が浮かんだ、「ナンブラー日和」もアルバムの中で良い存在感を出しています。
個人的には、13曲目の「みそか」が一番好きです。
昔のスピッツを知っている人だと、頑張っているんだなぁと感じられるアルバムです。
もちろん、今を知っている人も全く知らない人も良いと思えるアルバムです。