Green Day「American Idiot」

アメリカン・イディオット

アメリカン・イディオット

4年ぶりの新作ですが、このアルバムが出るまでにベスト盤が出て裏ベストが出ていつになったら新作が出るのか首を長くしたまっていたわけです。
さらにいうと、ベスト盤に入ってた新曲がよかったからかんなり期待もしてたわけです。
そんなこんなで、ようやく出た新作ですがこのアルバム結構売れてるみたいです。
世間一般での評価はおいといて僕の評価ですが、いいと思うんですけど即効性のある曲は「American Idiot」だけかなぁというところです。
1曲目の「American Idiot」のインパクトが強過ぎて、こんな感じの曲が盛沢山だと思って聴くと痛い目を見ます。(僕は痛い目を見ました・・・)

要は1曲目を聞くとスピードでゴリ押しのパンクアルバムだろうと思うわけです。ところが、そういう感じの曲は2〜3曲くらいしかなくて、9分を超える曲が2つもあるわ全体的に曲の早さがゆっくりしているわと期待とは違う曲が多いわけです。
かといって、バラエティに富んでいるかといわれるとそうでもないと思います。少なくとも前のアルバムの「Warrning」よりはいろいろやっている感じはしないです。
ここまでの話を聞くと買う気が起きませんが、実際は何回も聞くと良さがわかるアルバムだと思います。
何回も聞いていくうちにあっこんな曲あったんだという発見があったり、速いだけじゃなくてこういうのもアリかなと思ったりするはずです。(僕はそう思いました)

最近は、1回聴いていいと思うアルバムより何回か聞いていいかもと思うアルバムもしくは曲の方が好きになりやすいです。そのほうが、長く聞けるのでコストパフォーマンスがいいんですよ。
ただ難点があって、何回も聞きこむ時間が無いと良さがわからないんですよね。
そんなこんなで、CDを買うときは聴きやすくて即効性のあるものを良く買っちゃうんですよね。
徐々に変えていければいいかなぁ・・・